思い出の中のワンコ

  • 2011.08.08 Monday
  • 23:34
昔、小学生の頃。
私の所にやってきたワンコ。
 
『コロ』
小さくて、コロコロしていたから、子供にありがちな名前。
クリスマスの頃だった記憶。玄関の段ボールの中にいた。茶色のワンコ。
可愛かった。
 
小学四年生の終わり。父の転勤。犬の飼えない、社宅。
コロは、母方のおじいちゃんの家に預けられた。
今思えば、父母は、考えに考えて、お願いしてくれたのだろう。
 
夏休み、冬休み。コロに逢えるのが楽しかった。
 
離れてから4年。又、父の転勤。いろんな事情から、私は、おじいちゃんの所で生活をする事を決断する。
寂しくはなかった。
だって、コロが待っているから……!
 
でも、おじいちゃんの所に行った私を、コロは、
待ってはいなかった。
 
 
私は、聞いた。
「コロは?」
『死んだのさ…』
 
あとは、何も聞かなかった。聞けなかった。
 
コロが過ごした。おじいちゃんの家での4年…
コロのいない、おじいちゃんの家で、私は、コロと同じ4年をすごした。
 
コロは、何を思っていた?どんなふうに、過ごしていたの?
 
寂しかった?
 
 
大人になって、出会った本
『いつでも会える』
 
ぼくは、シロ
みきちゃんのイヌ。
ぼくは、いつも楽しくて、うれしくて、
しあわせだった。
みきちゃんが、
だいすきだった。
 
ずっと、いっしょに
いられると思った。
 
どうしてかな。なんでかな。
みきちゃんが、いなくなった。
 
ぼくは、いつもさみしくて、
かなしくて、
ふこうだった。
 
みきちゃんに会いたかった。とっても会いたかった。
どこ?どこ?
どこにいるの?
 
シロ、ってよんで。
あたまをなでて。
 
シロ、シロ。
もう、いっしょに、あそべなくなったね。
いっしょにごはんも、たべれなくなったし、
あたまもなでてあげれない。
 
でもね、そばにいるよ。
いつでもあえる。
 
今も、これからも
ずっとかわらない
 
それは、僕をよぶ
とてもなつかしい声
 
ぼくは、シロ。
みきちゃんに会えた。
 
目をつむるとね、
みきちゃんのこと
かんがえるとね、
いつでも会えるんだ。
 
とおくて、ちかいとこに
いたんだね。
まぶたの裏でぼくらは、かわらない。
ぼくらは、あの時のまま。
 
ぼくは、シロ。
みきちゃんに
いつでも会える。
 
 
そう、思ってくれていたかな?
 
祖父の所には、牛もたくさんいた。いわゆる、農家だ。叔父は、犬を飼っていた。
セントバーナードのジョン。
コリーのキング。
そして、ドーベルマンの
ボス。
 
コロのいない4年を、この犬達と過ごした。
ボスは、子犬だった。
小さくて、
ツルツルした体が、気持ちよかった。
断耳、断尾。
泣いてるボスをほっとけなくて、叔母に叱られたが、一緒にねた。
 
なんで、こんな事、かわいそう。と思った。
でも、犬は、強い。
しなやかに走る、ボス。
垂れた耳も可愛かったけどね。
 
学校に行く私に付いてきて、又家まで戻り、遅刻。
 
犬達は、優しかった。
4年間。
私は、コロと同じ年月を、同じ場所で、すごした。
 
 
お盆が近いからかな。
皆を思い出す。
 
 
そうだね。
 
いつでも会える。
 
 
 
ベス。
あなたにも。
 
 
NEC_0012.jpg


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